コト・モノ・ヒト

 いろんなコト、いろんなモノ、いろんなヒト

ピクトグラム

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日本語でいうと「案内用図記号」らしい。言語を使わないってことでバリアフリーな案内手段といえます。そして記号なので建物のデザインに馴染ませることもできる。今や駅や空港ではいたるところにピクトグラムがあって「ん?」と考えないとわからないようなものもたまに見かける。

でもピクトグラムにできるものとできないものがあるんですよね。写真の手前は「バイク置き場」なんですが、奥は単なる駐車場ではなく「指定車専用」ってことでちょっと内容が複雑でピクトグラム化しにくい。できなくはないけど、できても余計わかりにくくなり設計者が悩むところ。

で、まず安易に思いつくのは英語表記なんですが、これもネイティブな英語表記にすると日本人が直感的に理解できず結果”日本語英語”となり、だったら日本語でエエやんってなって”日本語表記”となるパターンが多く、上の写真もそのような経緯でこうなったとかならなかったとかw。

このピクトグラム、国際標準(ISO)があるにはあるんですがまだまだ一本化されておらず、施設によって違いがあったりする。とはいえモチーフは一緒なんで意味が伝わらなくなることはないんですが、そこに付け込み「ないなら作ってしまえ!」と新たなピクトサインを自分で作ることもあって、採用されると結構嬉しい。

さらにもっと遊び心を取り入れてよい場合は、面白いピクトグラムをデザインされている方がいて、たまに使わせてもらってます。