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ステイホーム中、リビングをホームシアター化して幸せになった。小型プロジェクターのAnker Nebula Capsule IIとXGIMI MogoSeries proの比較

おっと気づけば7か月ぶりの更新だ。

久しぶりに更新する気になったのは表題通りリビングに小型プロジェクターを設置して幸せになれたから。最近Youtubeに嵌まっていて、そっちでもさんざんレビュー動画がUPされていますが、人気の二機種を使ってみた感想を述べたい。というか正確にはAnker Nebula Capsule IIを買ってひと月ちょっとでXGIMI MogoSeries proに買い替えた理由など。それぞれの良い点、悪い点の私感を述べます。

こちらが現在使用中のXGIMI MogoSeries pro。壁にぶら下げて使ってます。

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時はアマゾンプライムデー(10月15日)。コロナで映画館にも行けないし、欲しいなーと思っていたAnker Nebula Capsule IIが47,840円(普段は59,800円)。後払いのPaidy利用でさらに3,000円程度安くなってて思わずポチった。折り畳み式のシーツみたいなスクリーンも一緒に購入。我が家の狭いリビングで約100インチのホームシアター完成。サラウンドスピーカーにも繋げて幸せな映画鑑賞生活を送り始めた。のだが、映画以外のコンテンツもたまに見るようになって特にYoutubeを見ていると字幕が画素の粗さもあって少々目が疲れるということに気づく。

もう少し画素数の多いのがいいな~って思ったところでブラックフライデー(11月27日)のセール到来。XGIMI MogoSeries proが52,360円(普段は74,800円)でこちらもPaidy利用でさらに3,000円程度安くなったので迷わずポチった。差額4,500円でどこまで幸せになれたかというと、画素数がこの金額差で1.5倍になるなら迷わずXGIMI MogoSeries pro買っとくべきって思いました。

我が家の環境は焦点距離の関係で実質97インチ程度ですが、フルHD画質で十分でした。さらに快適に見るためにソファーも買換え(こっちのほうが高かった)。

以下、Anker Nebula Capsule II(A社)とXGIMI MogoSeries pro(X社)の比較

素数:A社、HD(1280×720)720p。X社、フルHD(1920×1080)1080p。
明るさ:A社、200ANSIルーメン。X社、300ANSIルーメン。
焦点補正:A社、垂直方向のみ。X社、垂直・水平方向。
電源供給:A社、USBタイプC。X社、DCプラグ。
Netflix視聴:A社、専用アプリをスマホにダウンロードしてタッチパット方式でコントロール。X社、リモコンでマウスコントロールの要領でコントロール
ファンの騒音:A社、ファンがほとんど回っていない時もある。X社、基本ファンは回りっぱなし(だと思う)。
リモコン:A社、赤外線リモコン。X社、Bluetoothリモコン。

特筆すべき違いはこれくらい。

素数についてははっきりわかる違い。二つを交互に比べてみましたが、明らかにフルHDの圧勝。ただし、映画で大きめの字幕を見るだけならHDでも十分かなとも感じましたがスペック信者の私はやっぱりフルHD。ただ100インチまでならこれ以上の画素数は不要と思います。両社とも720×480(480p)SD画質のプロジェクターもラインナップにはありますが、70インチ以上で投影するならSD画質は厳しいと思います。

明るさについては100ANSIルーメンの違いは正直感じませんでした。A社の画質のチューニングが優れているのかデフォルトの状態で暗い部分の色はつぶれにくく、明るい部分の色も飛ばず優秀でした。X社は画質調整してそれなりにA社に近づいた感じ。どちらも部屋を暗くした状態でないとみづらい明かるさです。我が家は雨戸があるんで昼でも閉めれば快適。台風の時以外で初めて雨戸付いてて良かったと思った。マンションの場合、遮光カーテン使えば暗転できますが、隙間から漏れる光がスクリーンとの位置関係によっては見えづらいと感じるかもしれません。

焦点補正はX社のほうが明らかに便利。そしてピントの精度も高い気がしました。

電源供給はA社だったら気軽にモバイル電源から給電できそう、X社はDCプラグなんで変換ケーブルを使えばできるのか?我が家はアウトドアで使う予定はないので関係ないけどUSBタイプCのほうがアダプターもスマートでいいですね。

Netflix視聴はスマホが要らない分X社のほうが扱いやすい。のだが早送りとかはどちらも面倒。Netflixさん素直にアンドロイドTVに対応してくれ・・・。

ファンはどちらも回り始めると同じくらいの騒音。気になるっちゃなるけど、まぁ仕方ない。

リモコンはスマートホーム化している我が家では赤外線リモコンのほうがありがたかった。

まとめ

両社ともよくできた製品だと思います。初めて映し出した時は声を上げて喜びました。今でも映画見るのが楽しくて仕方ない。大画面の液晶テレビで見るより、光線の直撃が防げるんで目にも優しい気がします。

スクリーンは止める場所さえ確保できればシーツ式のものが価格も手軽でおススメです。我が家は後付けの壁面収納があって、その幅がまさかのスクリーンジャスト(横幅2.4m)の寸法でした。止めるのは4隅だけで突っ張って張ってて、多少のシワが隅に寄るもののベタ塗の画面以外でシワが気になることはなかった。

のだが今週末、電動スクリーン化します!スマートホームリモコンにコンボ組んで「アレクサ!シアターモードっ!」っていえば、部屋の照明とテレビが消えて、スクリーンが自動で降りてくるんだぜ。でも昼だったら雨戸は手動・・・プロジェクターの電源もBluetoothリモコンだから手動だけどね。