そらを見上げて
そらっていっても空じゃなく、アムロの言った宇宙(そら)のはなし。
昨日の夕方のことですが民間気象会社初の超小型衛星「WNISAT-1」がロシアのロケットに乗って宇宙に飛び立った。打ち上げ、切り離し成功までのアナウンスはあったんですが、その後行われる(た)であろう、衛星との交信成功のアナウンスがない。
自転車関係で知ったブログ主がこの衛星の開発に携わっていて、全く面識はないんですが気になっていた。ベンチャーの起業から、スポンサー・顧客探し、開発・製作まで5年という歳月を経て宇宙へ飛び立った小型衛星。5年って期間は特に長いとは思わないんですが、その間の苦労の成果がゼロになる可能性のある仕事。住めない家、乗れない車、撮れないカメラを作ってしまうのと同じようなもんでしょうか?しかも最後の最後まで成果が確認できず、万が一失敗して原因追究しようにも簡単に回収できない場所にあるときたら、その緊張感たるやハンパないと思う。
もう通信バシバシ来ちゃってデータの整理で大忙しだよ。もしくは成功を祝って狂喜乱舞しちゃってサイトの更新なんて忘れちゃってたよ。って状況であることを願い、そらを見上げる。
追伸
一夜明けた11月22日10時25分頃、無事ファーストコンタクトに成功したそうです。実際の運用開始まで気は抜けないようですが、まずはよかった~。