コト・モノ・ヒト

 いろんなコト、いろんなモノ、いろんなヒト

実売3万円以下の万年筆6選+1

今使っている万年筆、LAMY・アルスター。もう3年以上使い続けてるわけですが、そろそろステップアップしたいと次の万年筆を選定中。できれば金ニブを使ってみたいと思い、普段使いできる価格の万年筆をピックアップ。

1.ペリカン スーベレーン PE-M405 実売25,000円程度 ニブ:14金f:id:aratoshi:20160307233823j:plain
本格万年筆の定番としてあまりにも有名なスーベレーン。いろいろなサイズがありますが手が小さい私はM400がジャストサイズ。でも金の装飾はどうも苦手なので装飾部分をシルバーにした405が好み。馴染みがない回転式のキャップは最初は違和感がありそう。数多くのレビューがあるとおり、書き味は間違いなさそう。

2.パーカー ソネット ダークグレイ CT 実売23,000円程度 ニブ:18金f:id:aratoshi:20160307233840j:plain
手間の掛かった工程を経て造られた本体の模様「シズレパターン」が特徴。実物は写真で見るより綺麗だと思う。握りやすそうなグリップで書きやすそう。この価格帯にしては珍しくニブは18金。14金よりも書き味はより柔らかいんでしょうか。

3.パイロット キャップレス マットブラック 実売15,000円程度 ニブ:18金f:id:aratoshi:20160307233855j:plain
カクノやコクーンなどのリーズナブルな万年筆がヒットしているパイロット。これはちょっと変わったキャップレス仕様(ノック式)。マットブラックのボディは渋さ満点。クリップ側を持って書くことになるわけですが、これによって常に定位置で握れるという利点はある。ニブが小型なのでこの価格でも18金ということなんでしょうか。

4.ラミー 2000 実売17,000円程度 ニブ:14金f:id:aratoshi:20160307233920j:plain
バウハウスの影響を受けたゲルト・アルフレッド・ミュラーが40年前にデザインし、以来小さな仕様変更はあるものの、そのままの形で販売され続けている名作 。一見先細りで握り難そうなグリップですが、LAMY2000ボールペンを使っているうえで不具合は感じていない。

5.ウォーターマン パースペクティブ ブラックCT 実売16,000円 ニブ:ステンレスf:id:aratoshi:20160307233939j:plain
全体に直線的なデザインが印象的「近代建築に発想を得た」といわれると魅力的に見えてくる。クリップ部分などの面取りされたディーテルもエッヂィで美しい。ニブがステンレス製ということで書き味が気になりますが、この価格帯なので残念な書き味ではないと思う。

6.ファーバーカステル ギロシェ ブラック 実売30,000円 ニブ:18金f:id:aratoshi:20160307234048j:plain
前出のウォーターマンと同じく直線的なデザイン、クリップ部分がメカニカルでありながらきれいな曲線を描くなど、細部まで凝ったディテール。金属部分の比率が多く、しかも鏡面仕上げなので指紋や傷が目立ちそうですが、それを気にしながら大事に使うのもいいかも。

+1.パーカー インジェニュイティ ブラックラバー&メタルCT 実売16,000円程度f:id:aratoshi:20160307234101p:plain

第五の筆記具として発売されたインジェニュイティ。キャップを外したままでも暫く乾かないとか、筆圧ゼロでも書けるなど話題になりました。物珍しさでは候補に入るんですが、都度交換の必要があるリフィルの価格がネック。

以上5選にしようと思ってましたが6選+1になった。仕事柄、文字だけでなくメモの横に簡単なスケッチなんかも書くことが多いため、ペリカンやパーカーのようないかにも万年筆らしいデザインではないほうがいいと思う今日この頃。