コト・モノ・ヒト

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安藤忠雄展@国立新美術館

18日の最終日まで残り三日となった国立新美術館で開催中の「安藤忠雄展-挑戦-」を見学してきた。

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開館十周年を迎えた国立新美術館(設計:黒川紀章

チケット購入で並ぶとの情報もあったため私は下記サイトで事前購入。ペアチケットは超お得です。

安藤忠雄展―挑戦― |オンラインチケット

金曜日の午後一で行きましたが、運よく全く待つことなく入館できた。

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入り口周辺はけっこうな混雑。館内は6つのテーマからなっていて順に見ていくことができる。

そして今回展覧会の目玉。実物大「光の教会安藤忠雄理想の十字架部分のガラスがないバージョン。

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この空間を感じに行ったといっても過言ではない。人はたくさんいましたが幻想・厳粛な雰囲気は崩れない。

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中も外も極めてシンプル。

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曇り空でしたが一瞬青空が現れた。

映像ゾーンは二か所あり、上映時間はトータルで10分弱。とんでもない数の作品の模型や図面・解説が展示されていましたが、なかで見入ってしまったのは北海道の真駒内滝野霊園の頭大仏殿のメイキングでした。


この映像はメイキング映像とは違いますが構成がよくわかる内容だと思います。以下私感ですが、ぽっかり空いた穴の中に鎮座する大仏を下から仰ぎ見ることで空を背景にしてより大仏の神々しさが感じ取れたりとか、参道の間にある水辺はこの世(現実)とあの世(非現実)の結界なのだろうかと、様々な意味が感じ取れた。

最後のグッズ売り場で「展覧会図録」1980円を購入。グッズはTシャツやトートバックは売り切れでしたがそれ以外はあったようです。図録は4パターンあって、四種のスケッチにサイン入り。私も購入しました。

仕事の合間でゆっくり見て回ることはできませんでしたが、たまに展覧会で「えっこれで終わり?」って感じるものもありますが、こちらは1500円でおなか一杯になれます。3時間あればそこそこゆっくり見れますかね。中には座る場所も結構あるので疲れたら休みながら、半日ぐらいいるのもありかもです。とはいえ、最終日までの三日は猛烈に混みそうですが。