パイプ受けと突っ張り棒を使ったシンプルのれん掛け
店舗などでのれんを掛ける場合、木製ののれん掛けを既製品だったり特注で作ることがあるんですが、ごつくなりがちなことが多い。店舗の出入り口のように頻繁に付け外しが必要な場合は下の写真のような上から棒を通す「ひっかけ型」や、丸い穴が開いた「通し型」が一般的。
ですが、たとえば厨房との仕切りや洗面所の目隠しなどに使う場合は取り外す頻度はそれほど高くない。ってことでちょっとアイデアを思い付いた。
用意するのはカーテンパイプで使う「パイプ受け」という金物。貫通型とキャップ型がありますが、使用するのはキャップ型。
これをのれん幅+数㎜のクリアランスをとって固定(写真は固定してませんが)。のれんを掛ける時はのれんを少しずらしてパイプ受けにパイプを伸ばして嵌める。
こうすると関西風の筒形のれんであればのれん棒はほとんど見えず見た目もシンプル。
今回はのれんを壁から突き出した位置で取り付けるために「持ち出し型」のパイプ受けを使いました。枠の中や通路の途中に取り付ける際、できるだけシンプルにと思えば突っ張り棒を使って壁などに固定するんですがこれでは外れやすい。そんな場合は下の写真のような筒状のパイプ受けを使えば、ねじも見えずとてもスッキリ固定可能。
以上、自己満足のアイデアでした。