コト・モノ・ヒト

 いろんなコト、いろんなモノ、いろんなヒト

いきなりのトラブル

妻と訪れたパリの旅行記になります。

出だしで躓くけど結果オーライって出来事がたくさんあった今回の旅。

最初に起きたトラブルは出発直前。

準備万端さぁ家を出ようとしたその時、床に黒いゴムが落ちていた。「はてさてコレは?」と妻のスーツケースを見ると、妻のタイヤのゴムも経年劣化で壊れているでないの!。数日前に私のが壊れててスーツケースを購入することになったんでよく確認したつもりだったのに。20Kg程度の荷重に耐えきれず破損したようです。時間もないのでとりあえず剥がれかけたゴムタイヤを取り去り、車軸部分のみにして家を出る。しかしこれがめちゃくちゃ転がしにくい。

家から駅まで押すのだけで一苦労。というか汗だく&腕パン。駅構内と空港内だけを押し歩くとしてもこれは辛い。ってか音も凄いんで廻りからの視線もヤヴァイw。最寄駅に着いたところで、無印良品にスーツケースがあったことを思い出し、運良く閉店間際に入店。ほぼ同じ大きさのスーツケースが見つかってさて購入というところで、背後から見覚えのある人に声をかけられる。

それは近くに住む妻の兄。5年以上前から近所に住んでいながら街中で一度も顔を合わせたことがなかったのに何たる偶然。「コレコレこういう訳で」と説明すると「うちにスーツケースあるよ、貸すよ?」とのこと。「でも空港までの電車の時間が」などと考えていると「空港まで車で送るよ」とのありがたいお言葉。無印でスーツケース買っても荷物の詰め替えとか壊れたスーツケースの処分とか、困ることはまだまだあったので、これも何かの運命と思い甘えさせていただいた。

おかげで定刻に羽田空港に到着。涼しい顔して転がせるスーツケースを持って無事出発できたのでした。

ちなみにタイヤが経年劣化で剥がれたスーツケースはどちらもサムソナイトの10年以上モノ。年数が経ったタイヤはしっかり確認することをおススメします。

つづく。