コト・モノ・ヒト

 いろんなコト、いろんなモノ、いろんなヒト

After

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キッチンのリフォームが完了。当初工期は三日でという事でしたが、次の仕事が早まったようで、二日とも夜間も作業し二日目の22:00に終了。工期を短縮することで雑に作業されては困るけどそれもなく、むしろ早く終わってもらってありがたかった。軽い手違いがあって数日後にちょっと作業を残したけれど、使用上は無問題。

きれいになったキッチンを見て、妻は満面の笑みを浮かべた。そして二人で乾杯した。妻の笑みが一晩中続くと思いきや、なにやら難しそうな顔をしている。「何か不具合でもあるのか?」との私の問いに「何をどう収納しようか考えている」とのこと。妻の頭の中では調理器具や調味料、ストック食材などをどう使いやすく収めるかのパズルが始まっているのです。私が能天気に「せっかく綺麗にしたんだからスッキリかっこよく使おうよ」って言葉。これは妻も同意見でそれを具体化すべく調理器具を持ち出し難しい顔をして試行錯誤を始めた。

対して私は、選んだキッチンパネルが予想通りきれいな柄で、ちょっと細かい注文をした納まりが注文通りきれいに出来上がったことが嬉しくて喜んでいる。

私には工事完了がゴール。妻にとってはスタートなんです。

なーんて書き方すると妻や世の奥様の反感を買いそうですが、もちろん私だってきれいに使うため最大の努力はしますよっ!(必死)

 

before

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「食洗機を買おうか」という話が、なぜかキッチンリフォームすることに決まったのが今年の夏休みのこと。

ケンチクをナリワイにしている経験上、キッチンの決定権は奥様にあり、そしてその要望たるや果てしなく、あっという間に大きく予算オーバー。結果的に予算の倍以上の金額になったなんてことも。というわけで「我が家は絶対そうはならん!」と心がけ、当初は「安いやつでいいじゃん、今のに比べたらどれも夢のよう」なんて妻に呪文をかけてましたが、ショールームに何度か足を運び、使い勝手を考えたり、奥様の夢ってやつを詰め込むうちに、妻にかけた呪文はあっちゅうまに解け”それなりの金額”となった。そしてなぜか食洗機は未実装で将来工事なのだ。予算的な話と、まぁプライオリティーが低かったってことなんでしょうね。

昨日、晴れてたらチャリンコ・・・と思ってたけど雨だったので、半日かけて棚の中身を一時避難&断捨離。そして本日朝、工事業者が来て軽く打ち合わせて工事開始となりました。

リフォームってことでまずは解体工事から。モノに魂が宿るとは思っていませんが、使う側の思い入れっていうのはあるわけで、お別れとなるといつも「おセンチ」な気分になってしまう。入居当初はギョギョッと思った壁の赤いタイルも別れるとなると何故か寂しい。バリバリに剥がされたタイルの中から、割れずに剥がれた一枚のタイルを記念に取っておくことに。

見た目も大事ですが、こういう時しか見れない気になってた下地部分の構造体も目視で確認できて、特に問題はなかったことで一安心。明日にはリフォーム完了です。

双子の給水塔

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先週自転車に乗った帰り道、ショートカットして迷い込んだ場所で突然目の前に現れた古い建造物。家に帰って調べると駒沢給水塔、通称「双子の給水塔」という、大正12年に建設されたという近代化遺産だった。

戦時中、再三の空襲でも被害に遭わず建築当時の姿をそのまま残し現在に至り、平成11年に稼働を停止したものの現在は保存活動が行われているそうです。f:id:aratoshi:20131014155335j:plain

当時は大層大きな建造物で目立ったんでしょうが現在は周囲を戸建住宅やマンションに囲まれ、かなり近くを通り掛からないと存在に気づかなかった。双子を同時にフレームに収めるのも苦労した。

稼働を終えた巨大近代化遺産と、その周囲で生活している日常とのギャップが大きく、なんとも独特の雰囲気を感じた。今年の一般公開は終了してしまったようですが、機会があれば敷地内から見学したいですね。

光害

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「コウガイ」とも「ヒカリガイ」とも読むそうです。私が知ってた光害は、都市部の過度の人工光で空が明るくなる事でしたが、生態系への影響を及ぼす光害もあるということをつい先日知った。

きっかけは玄関先の鉢に植えたコスモス。妻が元気のよい花を選んで買ってきたわけですが、日に日に元気がなくなり、花の重みで茎がしなり項垂れてしまった。まぁその日は雨が降ってたんで雨に打たれてヘニャっとなったんでは思いました。しかしその後、付いてたつぼみの開花がイマイチ。花をめでる妻は落ち込み、気になって調べたところ原因が判明。全く知らなかったよ。

コスモスなどは”短日植物”に属していて、これらの植物は光が当たる時間が長すぎると生育に影響が出るとのこと。確かに我が家のコスモスは夜間点けっぱなしの玄関灯の真下でした。ってことでやや防犯上の不安はありますが、人感センサー付きのガレージ灯をONにして、玄関の常夜灯をOFFにすること二日。

すると「なんということでしょう~」しなっとしていた花に生気がみなぎり「パリッ!キリッ!」とした花になりました。夏の間まったく花をつけなかった朝顔も短日植物であることから、光害の影響だったと思われます。

しかし常夜灯を消しておくっていうのは、帰宅した時にもなんだか寂しいものがあって切ない。ってことで、現在の科学の力をもってすれば植物に影響のない波長の光を出す光源があってしかるべき。と思って調べたものの、一般的に手に入るようなものは見つからず・・・検索能力がないだけなのか?

照明器具メーカーなどで「光害対策照明器具」とあっても、光を遮蔽して制御するものであって、根本的な解決にはなっているものはなかった。それでも少しでも影響が少なくなるのであればと導入を検討中。

人口光による生態系への影響は他にもあるらしい。夜でも街灯のせいで鳴き続けるセミなんかも光害と呼べるのでしょうかね。我が家の常夜灯のそばで捕食するヤモリはうまく文明の利器を利用しているように思うけど、なきゃないでどっかで捕食するんでしょう。動植物だって文明に順応しろよっていうのは人間のエゴなんでしょうね。順応する気は微塵もないと思いますけどw

 

羽田リベンジポタ

昨日めでたく誕生日を迎え、いつもよりちょっと豪華な夕食とケーキ2個を食べカロリーオーバー気味なので今日も自転車に乗って羽田へ。といっても先週行ってみたけど食べれなかったラーメン店に行くためだけど。

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訪れた店は「中華そば さとう」店主と店員さんの愛想は良いものの、なぜか僅かに緊張感漂う店内で、中華そば大盛り650円(並550円)を注文。具はチャーシュー・メンマ・刻み葱。煮干香る透明感のあるやや甘めのスープで、久しぶりに純粋にスープを味わうラーメンでした。コショウが置いてあったけど入れる気にならなかった。量もちゃんとあって並550円はめちゃくちゃコスパは良いかと。

隣の羽田プリンって看板が気になりますが、以前テレビで見た時はこのラーメン店の場所に店があってそこで販売していた。検索するとホームページは残ってますが、現在もどこかで販売を続けているかは不明。

消化のよさげなラーメン食べて60km弱走って帰宅。