コト・モノ・ヒト

 いろんなコト、いろんなモノ、いろんなヒト

HUAWAI P20を3週間使ってみて

スマホを買い換えました。本命はP20proだったんですが、国内では今のところsimフリー端末の発売予定がないとのことで事で、当初は海外購入も考えましたが電波法にひっかかるしねぇ。ってことでP20proとP20の約4万円の価格差も気になることからP20の購入となりました。スペックや詳細なレビューなんかは他のレビューサイトをどうぞw
 
以下、私の独断と偏見による五つ星レビューになります。

f:id:aratoshi:20180714132447j:plain

1.ボディ ★★★★☆

表面:モニターと画面下のタッチセンサーのみ。表にHUAWEIのロゴはなし。すっきりしててよろしい。
裏面:横にレイアウトされたメーカーロゴとカメラ、そしてカメラ横に「LEICA」の文字。メーカーHPなどでは艶消しに見えるときもあるが、実際はビカビカの鏡面仕上げ。
エッジの仕上げも価格なりに滑らか(P20liteはエッジにやや段があり引っ掛かりを感じる)。表裏ともツルスベで一生触っていたい手触り。ゆえに裸族(ケース付けない派)の私は滑って落とさないように注意が必要。P20liteやその前に使っていたhonor8との比較ですが、裏面のガラス素材の硬度もそれなりにあり、前に挙げた2機種に比べると傷が付きにくそうな気がする。ずっとケースレスで使っていますが、まだ目に留まるような細かい傷も全くない。カメラ部分が出っ張ってますが私は気にならない。本格的な防水機能がない(P20proは防水機能あり)のは残念だが、さほど必要性は感じない私にとって明らかなデメリットとはなっていない。
 
2.モニター ★★★★★
iphoneX風のノッチ付きデザイン。画面を少しでも広く有効にという意味も含めて気に入ってます。システムナビゲーションをタッチセンサーに割り当てることで、ナビゲーションバー(三角・丸・四角)が不要になり、さらに画面の領域拡大。P20proは有機ELでP20はTFTですが、TFTで十分綺麗。
 
3.カメラ ★★★★☆
このスマホの一番の売り。AI搭載&手振れ補正がついて、失敗が少なく撮れる。「夜間」モードで撮ると撮影時間が数秒かかりますが、揺らさないように注意して持てば三脚不要でゴリゴリのHDR風写真が撮れる。P20proにはある光学ズームがないのが残念。デジタルズーム2倍で我慢。建築屋内写真をよく撮影する私としては専用の後付け広角レンズがあればもはや記録用のコンデジは不要かもしれない。もちろん趣味用としても十分な性能だと思います。

f:id:aratoshi:20180713151308j:plain
比較的に明るい夜の渋谷駅前。通常の「写真」モードで撮影

f:id:aratoshi:20180713151320j:plain
実際はかなり暗い環境で「夜間」モードで撮影。撮影時間3秒程度。ビルの窓から漏れる光の筋が見える。

 

4.デュアルsim ★★★★☆

私の通信容量、ワイモバイル3GB+2倍オプションで6GB。iijmioの3GB。の計9GB/月がデフォルト。iijmioは使い切らなければ翌月繰り越しなので、もう少し増える場合もあり。毎月6GBでは不足するケースが多く、iijmioの3GBをテザリングで利用していた。iijmioのsimはタブレットモバイルルーターに入れていたため、どちらかを一緒に持ち歩く必要があったのがスマホ2枚挿しが可能になったため、荷物が軽くなってよろしい。気になるバッテリー消費は5%くらい増えたかも?って印象。simを二枚挿してもON・OFFできるので、使用しない時はOFFにしておけば無駄なバッテリー消費も抑えられている感じ。

どちらのsimをデフォルトで使うか設定できるため、ワイモバイルの容量が6GBに近づいてきたらiijmioに切り替えて使う。iijmioのsimはデータ通信専用(SMS非対応)ですが、iijmioをデフォルトにした状態でもLINEやショートメールのやり取りはできて不具合はない。

不満(不安?)はiijmioのsimをデフォルトにした場合、通信量がやや増えているような印象があり、現在検証中。
 
5.記憶容量 ★★★★★
記憶容量は多ければ多いに越したことがないがRAM4GB/ROM128GBで不満なし。SDカードの追加ができても内蔵ROMが32GBとかだと、今どきのアンドロイドはアプリがSDカードに移せないのでアプリデータで圧迫されて容量不足に陥っていたが、その不安がないのは精神衛生上よろしい。
 
6.顔認証 ★★★☆☆
購入当初は「顔認証ひゃっほ~い」って喜んで登録。モーションコントロールで持ち上げると自動で端末起動との連動で、一切ボタンに触れることなくロック解除まで行うことができる。認証の精度もよく便利なのだが、ごくまれに端末起動しなかったり、わずかですがタイムラグがあって・・・。あとは指紋認証があまりにも優秀で、ほんの一瞬触れるだけで画面ロック解除してくれるので、今どちらかというと指紋認証メインで使っている。iphoneXと違いホームボタンがあるおかげで、どちらも選べるのは非常に優秀。
 
7.総評 ★★★★☆
現在の実売65,000円程度。カメラの性能に価値を感じれば決して高くはなく、デザイン含め死角のないスマホではないでしょうか。中国メーカーは絶対無理って人でなければ、非常に満足できる製品かと。
 
ちなみに妻も約5年ぶりにスマホ買い替え。機種はP20lite。発売開始以降、価格.comではずっとスマホ部門人気第一位。P20と比べるとカメラ性能、CPU性能、バッテリー容量が多少劣るものの、実売価格は3万円弱と非常にコスパの良いスマホだと思います。