コト・モノ・ヒト

 いろんなコト、いろんなモノ、いろんなヒト

ひまつぶし、ケンチクマップ

”ひまつぶし”と”ひつまぶし”って似てるよね。おっと話がいきなり逸れた。

基本外で自転車漕いでりゃ休日の間が持てるわたくしでありますが、雨じゃぁ乗れんし、ここ数週間の熱波の中、体調に悪影響を及ぼしかねない環境では危険と思い、冷房の効いた家の中で「ローラー台」なるものでハムスターのように家の中で自転車漕いだりもするわけですがすぐ飽きてしまう。

先日、曇天のなかちょっと環状八号線を自転車で走っていたら、某有名建築家の初期の建築物を発見。「あぁこんなところに建っていたのか(以外に近所)」と思い、実物を見たことのない建築家の作品がどこに建ってるのか気になった。

最初は大物、美術館とか公共施設とか住所を調べてGoogleMapにマーキングしてた。そのうちに安藤忠雄作品の有名どころをコンプリートしてやろうとやり始めたところで「住吉の長屋」が気になった。ところがこいつは個人住宅なのでプライバシーの関係で住所は非公開。はるか昔に見学に行ったんだけど人に連れられて行ったので全く場所が思いだせない。そうなると俄然燃えてきて見学された方のブログで最寄駅を知ったり、ある程度の住所までわかったり、いろんなヒントを頼りにGoogleEarthとGoogleMapを駆使し、ある程度絞り込めてきたらストリートビューでバーチャル散策。苦労してファサードが見れた瞬間、ものすごい達成感を感じた。

じゃ次は「4×4の家」だ!と探すも、こちらももちろん住所不明。あるサイトの写真で明石海峡大橋が写ってたり電車の線路が見えたりで、海岸線を延々探す。しかしGoogleMapでは一向に見つからない。そこで地図をBingMapに替えたら見つかって、ストリートビューでⅠとⅡを無事確認。とまぁバーチャルトリップを冷房の効いた部屋で・・・。

以前のブログ「建築巡礼 その1」もこんな感じで探した住宅もあります。西沢立衛のガーデンアンドハウスなんてえらい苦労して探したさ。

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話もどして「4×4の家」。手前のサイディングの外観のがⅡでこちらは木造。奥のコンクリート打放しのがⅠ。しかし木造のⅡは建設からわずか9年、今年の7月に解体されたとか。何とも残念な(もったいない?)話。解体にあたっていろんな憶測が飛び交ってましたが「引き継がれた人が不要だったから」ってのが最有力の理由らしい。