コルビジェと盆栽

午前中は自転車の整備をして、午後から試走も兼ねて上野へ。

国立西洋美術館で開催中のル・コルビジェ展、本日は無料でした。建築以外の展示物多数でしたがやっぱり建築模型とかスケッチとかに見入ってました。コルビジェ作以外のコルビジェ財団や大成建設所有の作品などもあり、かなりお腹いっぱい。ついでにといっては失礼ですが館内で開催中の「イタリア版画展」ではオラツィオ・スカラベッリという人のエッチング作品の超絶技巧に思わず目を凝らして見入ってしまった。

すっかり時間を使ってしまい午後4時。はてなブログで購読中の方が紹介されてた「秋雅展」という盆栽展＆販売会へ。入口で料金を払おうとしたら「もう時間も少ないんでお代は結構です」と言われた。優しい！嬉しい！

上の写真のようにどっしりとした大樹のようなものや、風に煽られた様な動きの感じるものまで、いろいろ鑑賞。この樹の白いものは多分薬品だと思って「これを正面に持ってくるっていうのはどういう意図があるんですか？」と監視員さんに聞いたら優しく教えてくれた。ほかにもその時感じた疑問が解決できて楽しかった。何事も奥が深い。

販売会では心ときめくリーズナブルなものを見つけましたが、知識なくして枯らしてはかわいそうなので購入は見送り。どうも私は動きのある盆栽が好みのようで葉がちょっとしか付いてない楓とかほんと可愛かった。

終了時間の5時までいて、日が暮れ始めた頃帰路に。途中、不忍池でライトアップ寸前の新型タワーが見えた。

久々のナイトライドになってしまい、準備不足で明るいライトも持っておらずちょっとビビリながら帰宅。なんか今日はすごい文化の日っぽいことをした気がする。