コト・モノ・ヒト

 いろんなコト、いろんなモノ、いろんなヒト

せくすぃーな雨靴 コールハーン チェルシーブーツ

数年前に購入したマッキントッシュフィロソフィーのゴム製サイドゴアブーツ。

一日中降りそうって日はほぼこれ一択で過ごしていたのですが、サイドゴアブーツの宿命か?所詮長靴だからなのか?サイドのゴムがヨレヨレになって、人前で脱ぐシーンでは恥ずかしかった(自分が思ってるだけ)。

先日行ったコールハーンファミリーセールでよさげなサイドゴアブーツを発見。コバの仕上げや靴底に縫い目がないのを見て「雨用?」と思ったらやはりそうだった。

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甲の部分から足首にかけて折れ目が入っていてシュッとしてて何ともセクシー。色は黒になります。絶対買えないけどJ.M.Westonのチェルシーブーツもこんな形してた。

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かかとの部分はブローグ(穴飾り)がデザインのポイントになている。シンプルなのもいいけどこういうのも嫌いではない。

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履いてみた。ジャストサイズで「シュポッ」って履けて何とも心地が良い。履き口がやや高いので裾幅の狭いパンツ、いつもの丈のパンツで合わせてもめくれ上がることはなさそう。めくれちゃうの履いててすごいストレスなんですよね。

素材はゴムではなく革。少し気は使いますが雨の日以外も履いてもいいと思っています。ゴムは正直少し蒸れた。踵の交換はできそうなのでそこそこ長持ちしそう。あとはサイドゴアのゴムの耐久性ですね。

これのほかにヌバックのモデルもあって、冬にはいいなぁと正直悩んでたんですが、最近ロコンドで見かけた。欲しいけど同じ靴二足っていうのもねぇ・・・。これより安くなったら買っちゃうかもしれません。

 

4年前に買ってたんですね!そらゴムも伸びるってもんか?私が買ったころは約1万円でしたが今は1.4万円になってますね。

 

もう一足ほしいと思っているヌバックモデル。もう少し茶色が濃ければ即買いなんだけどな~。ちょっと合わせにくい色なのです。
 

 

季節短し乗れよバイク

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週末、某場所にてバイクいじり。

走行距離わずか100km程度でクランクがご臨終された私のベスパの修理の続き。クランクの交換ついでにリードバルブ化しちゃったw。だってパーツがあったんだもの・・・。

ガレージには友人の新たなおもちゃが入庫。今となってはレア車両のSDR200です。ワークスレプリカ&フルパワー全盛期の1990年代。そんなさなかにYAMAHAから発売されたのがネイキットで200㏄で30馬力と控えめの、車重わずか100kgのSDR200でした。この車両のためにデザインされたトラスフレーム&スイングアームは今見ても古さは感じず十分美しい。

のだが、時代を先取り過ぎたのか人気車両とはならず僅か1年程度で販売終了。世の中にいま走ってるのは何台くらいなんでしょう?しかしあるとこにはあるようで、実はこの車両のほかにもう一台手に入れて、さらにもう一台バラバラの車両ならば譲ってもらえるかもなんですが、置き場がねぇ・・・。あとゼロから再生は大変よねぇ・・・。ってことで友人のが組みあがったら乗せてもらいますw

サス抜けしてて走れる状態ではないですが、シートつけて跨った感想。ハンドル遠いよ!前傾きついよ!ステップの位置高いよ!ですが、スポーツバイク(死語?)なんだから当然ですね。若き頃の思い出が頭をよぎりますw。友人のが組みあがって乗ったが最後、自分も欲しくなっちゃうのか、それとも歳考えて自粛するのか、さぁどっち?

タイトルは急に寒くなってきて頭に浮かんだことば。先日買ったKATOのデニム着て乗ろうにも、下にウインドストッパー的なジャケット着こまないと日が暮れてくると寒いですね。もう半月も経つとグローブも冬用にしなきゃ寒いんでしょうね。ということで、バイクのベストシーズンは短いなぁと改めて思ったのでした。

 

KATO`のデニム

久しぶりの更新になります。

近所にある「KATO`」の専門店が来年閉店するとのことで、ならば手に入るうちにと思い久しぶりにデニム購入。

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ひとつ目はデニムパンツ。(写真はメーカーサイトより)

体形的にストレートだとすそ幅が広めになるのが嫌でスリム狙いで探していた。スリムのジャストサイズだとパツパツ。ワンサイズ上げると股下あたりがややダボつく。と悩んでいたらオーナーが「ナローストレート」というスタイルのパンツを紹介してくれた。66モデルがモチーフのシルエットでジャストサイズでちょうどいい感じ。ワンウォッシュされているのでこれ以上大きく縮むことはないらしい。

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KATO`の特徴は様々な遊び心でフラップポケットもその一つ。ちなみに上の写真はポケットが開いた状態。上のボタンにひっかけることで閉じる仕組み。モノがポケットから少々はみ出しててもフラップが閉まる気の利いた造り。ほかにも縫った糸がそのまま垂れていて、知らない人が見たら「糸垂れてるよ」と言う(妻にも言われたw)

ふたつめは買うつもりではなかったんですが、よく見たら面白いデザインで気に入り購入したデニムジャケット。

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立体裁断されたジャケットで肘のところが丸みを帯びており、バイクに乗るとき丁度いいと思った。(写真はメーカーサイトより)

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こちらもパンツ同様随所に遊び心が。聞くと1999年からずっと生産され続けているロングセラーモデルだそうです。

パンツとジャケットは生地が違うんですがセットアップで着ることはないと思うんで問題なかろう。よくデニムは「育てるもの」と言われ、確かに若いころ履きまくってたリーバイスのオリジナルの復刻モノやDenimeのジーンズ見ると「ヒゲ」とか「ハチノス」とか財布入れてたほうのポケットだけ「アタリ」がついてたり、たしかに「自分が履いた証」がいたるところに残ってる。

しかし今この歳ではそこまでヘビロテで履かないんですよね。なので適当にエイジングを楽しむことにします。本来であればバイクいじりの時の作業着にしてオイル汚れや傷も味にしてしまうのが本来の正しいデニムの在り方なのかもしれませんが、2万超のデニムをいきなり作業着にする勇気・男気は今の私にはありませぬ。

 

Indian Scout FTR 1200 Custom

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Indian Scout FTR1200 Custom しびれるほどかっこよい。

ベースはワークスマシンのトラックレーサーScout FTR750。そこから排気量アップされてついに市販化されるようです。

f:id:aratoshi:20180904212332j:plain私が最初にしびれたトラックレーサーはStorzのXR1200(ハーレー)

1200㏄ならではフレーム内に隙間なく詰められたマッシブなエンジン回り。バランスの良い死角の無いデザイン。憧れました。

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それから数年後、2009年頃にハーレーからXR1200発売と聞きウキウキして販売車両を見たら、幾らかけても現代版Storzにはなりえないであろう残念なデザインだった。一応イメージはダートトラックレーサーのようですが、どこをどう見れば?って感じだった。ステップ位置が高くてバンク角稼げるだけ?

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それから数年後の2016年。ハーレーから長いこと主流だった空冷V型2気筒のXG750に変わりワークスマシンの水冷60度VツインXG750Rが発売されるも、市販車化はされず。これの市販車版だったら売れたろうに。左右で色が違うなんて素敵なデザインだった。

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f:id:aratoshi:20180904213415j:plainそして今年、Indianからトラックレーサー FTR1200 発売予定。

XG750RとFTR1200ともにリアサスがツインサスじゃなくてモノサスなんですね。それとショートテールが相まって、StorzのXR1200より、さらに現代的なフォルムに見えるんでしょうか。

 

2018 夏休みに見た映画 5選

今日から仕事再開。今年の休みは映画(ビデオ)をたくさん見た。その中で印象に残った映画5本を勝手に紹介。ネタバレあります。

 

ミッション:インポッシブル フォールアウト

新作公開の度に映画館で見続けている作品のひとつ。一話完結ではありますが前作とのつながりが大きい作品でした。前二作に出演していたジェレミー・レナーが出演していなかったのが残念。あとトムさまの上半身ヌードシーンがなかったのは意外。
トムさまのアクションは相変わらず激しく、成層圏からのスカイダイビング、ビルからビルへのジャンプ。ノーヘルでBMWのバイクをぶっ飛ばす。ヘリにつかまって飛行。これらすべてスタント不使用。撮影中に足首を骨折したのは有名な話。ストーリーは単純ですが素早い展開で最後はお約束、素手での殴り合いでラスボスを倒す。崖っぷちだろうが谷底に落ちそうになろうが、爆弾が爆発しそうになろうが絶対的安心感を持って観られる作品。冷や冷やするスリルはないけどヒーロー映画なので無問題。
 
 
ドリーム(WOWOW

実話に基づく映画。人種差別が当たり前だった1960年代。黒人、さらに女性という立場で3人の天才がNASAの有人宇宙飛行に大きく貢献する物語。差別を受けながらもそれを跳ね除け偉業を達成する姿は痛快、そして感動。

私的なクライマックスは政府関係者、しかも男性しか参加できない会議に「計算係」として特別に同席を許されたシーンで、思うように進まない計画に痺れを切らした政府関係者から、落下地点の計算はいつできるんだ?と問い詰められ「計算係」として参加したキャサリンに「やってみろ」とその場でチョークを渡すシーン。その瞬間涙。

原題「Hidden Figures(隠された姿、人々)」に対し邦題の「ドリーム」がお気楽すぎると批判があったようです。たしかに夢という言葉だけでは済まされない、人種差別という暗い一面を感じさせるシーンも多々ありましたが「Hidden Figures」というほどネガティブな題名でなくても良かったような。ここ何年かで一番の映画といっていいほど感動した作品でした。続けて二度見た。
 
 

実話に基づく映画。という前知識だけで観た作品。主人公たちの幼少期~青年期、ヨーロッパ旅行、電車内でのテロを止めるシーン。以上の3部構成でしたが、2部はホームビデオのようで正直いつまで続くんだと時計を見たりしてしまった。しかし3部の電車内でのテロを未然に防ぐシーンでは一瞬にして引き込まれた。そしてクライマックスを見て、それまでの1部、2部がこのシーンのために必要だったことを思い知る。

あとで知って驚いたのは監督がクリント・イーストウッドだったこと。そしてなんと主役の3人が本人を起用していたこと。最近実話の映画ばっかり撮ってる印象で「そりゃ実話って説得力あるもん、ちっとずるいよね」と思っていたんですが、そこからさらに本人起用とはイーストウッドさん究極のリアリティを求めた結果でしょうか?

青年期からは素人(本人)なので演技が眠かったというレビューも見かけましたが、私的にはいやぜんぜんすごいです。立派です。時計観ちゃってごめんよ。クライマックスのために見てもいい作品だと思います。

 
 
遊星からの物体X ファーストコンタクト(AMAZONプライム

私が幼少期トラウマになったふたつの映画のうちのひとつ「遊星からの物体X」の序章にあたる作品。ちなみにもう一つのトラウマ映画は実写版の「はだしのゲン」。これみてしばらく原爆恐怖症になった。あり得ないけど寝てる間に空爆されるんじゃないかとか、ある日突然日本が戦争状態になるんじゃないかとか。

閑話休題

前作公開が1982年。本作品はアメリカ公開が2011年秋。ぜんぜん知らんかったね。前作から30年近くたって公開された作品であり、CG使えばもっとリアルになりそうなところをわざとなのか?前作へのリスペクトなのか?アナログ感も感じさせる作品でした。
エイリアンのようなある意味芸術的なグロテクスさは皆無。なんでこんな意味不明なクリーチャー考え付くの?アホなの?バカなの?感は健在。このあとトラウマ作品の前作を観ましたが、アホさバカさ加減では前作を超えていない感じでした。グロテスクな表現が苦手な人は絶対に見てはいけない映画だと思います。「エイリアン」の「プロメテウス」「エイリアンコヴェナント」同様、起源を知ることが重要なのです。なのか?
 
 
ローンサバイバーAMAZONプライム

レビューで高評価だったので視聴。幼少期に原爆恐怖症になっておきながら、大人になってからは戦争映画は好きなジャンル。なぜなら究極の人間ドラマだと思うから。

アメリカの精鋭特殊部隊の4人が偵察中にタリバン相手に追い込まれるサバイバル映画。なんとこれも実話ベースでした。ミッションインポッシブルのどんなに追い詰められても「いや大丈夫なんだなこれが」とは真逆の「これ絶対無理でしょ」の衝撃的なシーンの連続。
プライベートライアン」の冒頭の上陸シーン「これ生き残るの運だけじゃない?」的な。「ブラックホークダウン」の墜落したヘリの操縦士が捕虜にされた時のような(いやもっと近いのがあったけど思い出せない)絶望的な状況。残念ながら精鋭特殊部隊3名は命を落とし、救助に向かった十数名の兵士も命を落としてしまうんですが、絶望状態から唯一兵士が生還した理由に物語があった。見ごたえのある戦争映画でした。
 
以上です。