コト・モノ・ヒト

 いろんなコト、いろんなモノ、いろんなヒト

映画とかワールドカップとか

あ!もう七月ですね。暑いですね。ここ最近の猛暑で仕事でジャケット着なくなりました。どうもジャケット着ないと落ち着かないんだけどね。でも暑さには勝てん。

勝てんといえば、日本対ベルギー戦。惜しかったなぁ。二点先制した時点で「勝てちゃうんじゃない!?」と思っただけに、同点に追いつかれショック。そしてアディショナルタイムで決められた3点目で大ショック。見ていた全員ひっくり返ったんじゃないでしょうか?

あの最後の30秒。日本はあと30秒で延長戦、ベルギーはまだ30秒攻める時間がある。同じ30秒でも考え方が違ったんじゃないでしょうか。延長で負けてもいいから、もう少し日本代表のプレーを見たかった。というのが、あまりに急な幕引きとなったあとの気持ち。

正直あまり期待していなかった今回の大会。ここまで私たちを喜ばせてくれた代表メンバー、西野監督に感謝です。ブラジル対ベルギー戦、楽しみます。あとロシアもがんばれ。


話かわって先週末。「ハン・ソロ」観てきました。ややネタバレあり。

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これも正直あまり期待してなかったんですが、結果はかなり面白かったです。私が準主役的なハン・ソロの過去の話にも興味が持てたからなのかもしれませんが。

若きハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライクが、ちっともハリソン・フォード演じたハン・ソロらしくないと酷評されているようですが、完コピするならCGでも使うしかないし、結局誰が演じたって何らかの批判はされると思うんで、純粋にストーリーを楽しみました。

色々と小ネタは満載で他の作品を見て復習が必要な内容。これはもうSW関連作品公開時のルーティンでこれ込みでの楽しみでもある。他にもメカ的には最初はミレニアムファルコン号の形が違ってたんだけど、劇中のあることがきっかけで見慣れた形になったり、ほぉ~、へぇ~と思うシーン多数。

想像と違ったのはチューイとの出会いがもっとドラマチックなものかと思ったら、ずいぶんチープだった。なぜあの出会いでその後ほぼ一生行動を共にするほどの絆が生まれたのか?。それとハン・ソロが終始「いいひと」で本編のような「いい加減(ホントはいい奴)な荒くれ者の密輸業者感」がゼロなところ。もともと借金癖はあったが、彼のその後の人生のどこかでターニングポイントがあったのだろうか。。。


コアなSWファンと、出演俳優のファン以外は見に行かないであろう今作でしたが、また次のスピンオフ作品も観に行っちゃうんでしょう。そんなにコアなファンではないんですが私の人生と平行線をたどる映画なので。

 

 

コードからの解放 Anker Zolo liberty

完全ワイヤレスのイヤフォン(トゥルーワイヤレスイヤフォンというらしい)。だいぶ前から興味はありました。コード付きのBluetoothイヤフォンを持っており特に不満はなかったのですが一週間ほど前に紛失したようで、同じものを購入するか悩んでいたところに先週末のアマゾンの(魔の)タイムセールで完全ワイヤレスが気になって仕方なくなった。

最初に買う気になっていたのはタイムセールになっていたイヤフォンでしたが、いろいろ検討した結果「Anker ZOLO Liberty」を購入。購入の決め手はe☆イヤホンのサイトでもレビューで上位(4位)だったこと。最近amazonのレビューはあまりあてにしていない。

本格的なレビューは他サイトで詳細にレビューされているのでそちらをどうぞw

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パッケージ。

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パッケージを開けると梱包はしっかりしています。この下に付属品(サイズ違いのイヤピース、充電用コード、取説が入っている。

イヤフォンの大きさですが、想像していたより大きめ。各サイズは以下の通り。

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幅:19.5mmくらい

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高さ:23mmくらい

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厚み:18mmくらい

サイズ感:★★☆☆☆
そこそこ大きい。耳の形状にもよりますが、私の場合耳より出っ張る。とはいえホールド感は悪くない。何度か緩んだ感じはしましたが、落下する感じはない。厚みがあと5mmくらい薄いと理想的。

快適性:★★★☆☆
耳の穴と穴周辺のくぼみで保持する形状のため、数時間かけ続けていると耳の穴にわずかに痛みを感じますが、このタイプ全てに言えることと思うので不満とはいえない。掛けるときにしっかり耳の穴にフィットさせないと音漏れする。あまり奥に突っ込むと耳の中の圧迫感が増して不快、緩いと装着感が弱い。ベストな位置は自分で見つけるべし。

本体の操作感:★★☆☆☆
ボタン操作が可能でそのボタンが左右とも正面(ロゴの部分)に付いてますが、結構な力で押す必要があり、イヤーパッド越しに耳の穴に圧力が伝わり不快。側面ボタンだったらこんなことなかったんでしょう。

遮音性:★★★★☆
音をださなくても結構な遮音性がある。おかげぜ耳栓代わりに使える。仕事場での昼寝に耳栓必須な私にはありがたい機能?w

ブルートゥース:★★★☆☆
たまーに左から右に流れるように音飛びしますが、これは私のスマホ環境によるものかも。

音質:★★★★☆
最初はシャカシャカしてたけど、エイジングで少し良くなった?まあ満足。

コスパ:★★★★☆
耐久性にもよりますが、いいんではないでしょうか。

重量本体:★★★★☆
片耳6.1g。もっと軽ければ言うことないですけど。重さはほとんど感じない。

ケース重量:★★☆☆☆
89.9g。24時間分の充電可能なバッテリー内臓ケースなのですが、24時間も充電できなくてもいいので1/3くらいになるといい。荷物軽くしたい派なので。

総評:★★★☆☆~★★★★☆
ほぼ満足。なんといってもタイトルの「コードからの解放」これに尽きます!

 

私が購入したのはこれ。 

上位版も出ています。

 

 

 

LAMY2000 4色ボールペン スラスラからヌラヌラ?パイロット「アクロインキ」

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LAMY2000 4色ボールペン購入後、即行でリフィルをLAMYオリジナルから三菱の「ジェットストリーム」に交換して早3年以上。リフィルの交換回数は色によってですが、多いもので6~7回くらいでしょうか。

ジェットストリームのスラスラした書き味には満足していたのです。不満は値段がちょっとお高いこと。しかし最も大きな不満は「緑」がない!。まぁほとんど使わないけどな!。LAMYの緑が初めて切れたところ(ほぼ使わなかったので)で、今まで考えたこともなかった他の4Cリフィルを探したら(ボーっと生きてんじゃねえよ!byチコちゃん)、サクッと見つかったパイロットの「アクロインキ」。なんと黒・赤・青・緑の4色あるでないの!

ということですぐさま購入。ありがたいのは1本単価がジェットストリームの半額以下。インクはジェットストリーム同様、油性の低粘度インキ。書き味はアクロインキのほうがややヌラヌラした印象があるものの、数回使えば何の違和感もなくなった。というか滑りすぎるジェットストリームよりむしろ好み。

発色はアクロインキのほうが明るい(やや鮮やかな色)。ジェットストリームの方が色に深みがありますが、これは好みの問題。比べて書けば違いは判りますが、単体では全く気にならない。

LAMY2000は構造上、使いたい色の印の付いた部分を上に向けて芯を出すことで任意の色の芯を出す仕組みになっています。この構造の「多色ボールペンあるある」だと思うんですが、急いで芯を出してしまった時など、黒で書いたつもりが赤の芯が送り出されて、書いて初めて気付くという書き損じが発生することが結構ある。重要書類で名前の一角目書いて初めて気づいたときなんか超ショック。両リフィルともこの書き損じを防ぐ意味もありペン先にインクの色が判るようにインク色が塗ってあるんですがジェットストリームは使っていると色が剥げてどの色だかわからなくなることが多かった。対してアクロインキは色が剥げにくい様子。とはいえ少しずつ剥がれていっているような・・・。でも今のところ書き損じが減るのはとてもありがたい。

購入後3年ちょいのLAMY2000ですが、特段大切に使っているわけでもないですが目立つ傷もなく、変わったことといえば樹脂部分がだいぶテカって味が出てきたことくらい。おそらく今後の4Cリフィルはこれ一択となることでしょう。頼むから今の値段のままでずっと販売し続けていただきたい。

 

購入記事です。 

 

万年筆も使ってます。記事にしてないけど0.7シャープペンシルも・・・。

LAMY好きが高じてこんな改造もやってます。

 

レーザー距離計 BOSCH GLM50C

一人でスマートに現場の寸法を測るのに必需品のレーザー距離計。約10年前に購入したDLE50がだいぶ前から不調でしたがついに電源が入らなくなり買い替え。

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右が購入したGLM50C。左が今まで使っていたDLE50。どちらも最大測定距離は50m。これ以上の距離は私には不要。10年前のものに比べるとかなりコンパクト、多機能になっていた。電源も単四電池4本から2本になり、総重量も半分くらいに感じられる。

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画面はモノクロからフルカラー液晶に。ファンクションキーで機能が選べるようになっていて直感的にわかりやすい。

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特徴的な機能としてはフルカラー液晶画面を生かしたレベル測定機能付き。水平、角度が測定でき、0度になるとブザーで知らせてくれる。おっと!我が家のテーブルは0.1°傾いているようです。

そしてこの機種最大の特徴はブルートゥーススマホやPCと接続できること。寸法の転送以外に、写真を撮って測定位置を設定すれば測定データが転送されて写真に自動で記入される仕組み。現調した様子をメールで人に伝えるときに便利そう。

メリットは多機能、コンパクトな点ですが、旧型と比較して使いにくいと思ったのは距離測定ボタンを押した際にDLE50は光学機器らしくわずかな振動とともに「カチャ」と機械的な音がしたのに対し、GLM50Cは振動はなく「ピッ」という電子音のみ。騒がしい場所で測定したときに電子音が聞き取れず画面を見て確認するのはやや面倒。

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本体に合わせて付属ケースもコンパクトに。ただGLM50Cのケースは側面がすべてゴムでできており、出し入れが非常にやりにくい。さっさとゴムが伸びてくれるとありがたいのだが。DLE50はストラップ付属でしたがGLM50Cは付いていない。ただし取り付け穴は開いています。

10年前に比べると有名メーカー製品(ライカボッシュ、タジマ、マキタなど)でなくとも精度はよくなっているようで、最初は安いものでもいいかなと思っていたんですが、ブルートゥース機能が使いたくて購入した。価格は倍程度ですが10年使うと思えばその差は微々たるもの。

長い距離測定以外に、部屋の寸法を計るのに一般のメジャーでカチャカチャやるのがスマートじゃなかったり、メジャーの先端が家具や家の床壁天井などに当たることで万が一傷をつける心配がないため、人の家や家具店での採寸などに利用しています。とはいえ測定には照射面が必要なので両手の長さ以下の採寸はメジャーの方が圧倒的に楽ですけどw。

 

私が購入したのはこちら。 

BOSCH(ボッシュ) レーザー距離計 GLM40 【正規品】

BOSCH(ボッシュ) レーザー距離計 GLM40 【正規品】

 

距離が40m、最低限の機能のGLM40。 

GLMとほぼ同機能ですがリーズナブル、かつ評価が高い。

 

 

震災遺構 仙台市立荒浜小学校

GWに訪れた仙台旅の続きになります。

1日目の食事を終えてホテルに戻りテレビを付けた時だった。地元ニュース番組で震災遺構荒浜小学校の映像が流れていた。
3月11日地震発生後に大きな津波にのまれた若林区。ニュースで自衛隊ヘリからの映像が映し出され、波にのまれまいと必死に逃げる車。ほぼ水没してしまった街で唯一といっていい残された建物。それが荒浜小学校でした。私の住んでいる地名と同じだったこともあり鮮明に記憶に残っている。
ホテルでニュースを見終えたと同時に妻とも「行こう」ということになり、翌日の午前中に訪れてきました。現地までは前日と同じくレンタルサイクルで。スマホのナビで行き先を入力すると仙台駅から約10kmとのこと。今いる場所からわずか10kmのところであのような大変な被害が起きたのかと改めて知る。
のんびり走って約一時間。次第に家が減っていき、県道に差し掛かったところから一切家の無いエリアになり、そこが津波被害にあった場所だとわかる。

f:id:aratoshi:20180519113511j:plain校舎に掲げられた「ありがとう荒浜小学校」の文字。廃校になった学校に掲げられる言葉でありますが、この小学校においては”わたしたちの命を守ってくれて「ありがとう」”という意味も含まれている。

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f:id:aratoshi:20180519113652j:plain遠景では判りにくいですが近づくと外壁や手摺に津波の衝撃を受けた跡が見える。右奥に見えるのは津波に襲われわずかに残った防風林の一部。

f:id:aratoshi:20180519113717j:plain1階は完全に水没してしまったため天井も崩れかけている。ここは保健室。津波直後は部屋いっぱいに瓦礫が流れ込んできた。

f:id:aratoshi:20180519113824j:plain隣の1年1組の教室。

f:id:aratoshi:20180519113915j:plain2階の廊下。戸棚の下の錆びた跡でここままで水没したことがわかる。

f:id:aratoshi:20180519114027j:plain2階の職員室。

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4階は展示エリア。

f:id:aratoshi:20180519114129j:plain教室には震災前の街並みを再現した大きな模型があり、いろいろな場所に住んでいた方の思い出などが記されている。この模型の前に津波で家を失った老女が係員としていらっしゃって、このあたりのことを知る見学者さんと「あそこのお店が~」と当時の話を穏やかな笑顔を浮かべながら話をされていた。

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教室の壁には当時のままと思われる時間割などとともに、震災後に書かれたメッセージが黒板いっぱいに残っている。

隣の教室では地震発生から津波に襲われるまで、そこから救出されるまでの出来事を当時の校長や自治会の方の話を交えたビデオが放映されていた。

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この小学校がシェルターになりこの地区の多くの命が救われたということがわかった。

f:id:aratoshi:20180519115147j:plain津波の到着時刻で止まった体育館の時計。

f:id:aratoshi:20180519115439j:plain廊下に出て外の景色を眺めていると、若い男性が話しかけてきてくれた。この地区の出身とのこと。恥ずかしながら知らなかったこの地区の復興計画を聞くと、この小学校の手前にあった県道十号線から先の地区は津波による災害危険区域に指定され人が住むことはできないとのこと。海岸沿いは津波でなぎ倒されてしまった防風林の植林。その内側は運動施設や企業、農園などを誘致していくとのこと。たしかにグーグルアースを見てみると建物を建てるための土盛りやメガソーラー、運動場の整備などが進んでいる。

f:id:aratoshi:20180519115630j:plain屋上から。奥には新しく建設された堤防が見える。

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地上に降りて校舎の裏側に廻る。この中は給食室。調理器具がそのまま残されていた。建物の前面より津波のあとが生々しく残っている。

小学校を出て海岸へ向かう。

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建物の基礎がそのまま残されているところもあり、そこが人の営みのあった場所だったことがわかる。

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海岸手前に流れる川に掛かる「深沼橋(ふかぬまばし)」護岸はきれいに整備されていましたが、橋はそのままのようです。

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防風林跡に建立された慰霊碑。左側は新設された堤防。

f:id:aratoshi:20180519121435j:plain防風林はほとんどがなぎ倒され朽ち果てており、その中に瓦礫がまだ残っていた。

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堤防にあがって海側を見る。

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陸側。ほとんど何も残されていない景色が広がる。

感じたことはたくさんありますが、訪れた人によってさまざまな思いがあると思う。私は訪れて良かったです。