コト・モノ・ヒト

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LEM Trail ヘルメット新調

イタスク乗りになってからずっとジェットヘル愛用でしたが、シールド付けても風が巻き込んで冬は寒かった。ここ数年あまり冬場に乗ることは少なかったんですが、今年は快適な足バイクを手に入れたため乗る機会が増えそう。

我慢せずに乗れるようにとフルフェイスを検討していたんですが、普通のフルフェイスじゃスクーターに似合わなそうなのでオフロード用のバイザー付きヘルメットを考えていた。オフロード用も似合うのかってのは問題ですが。

当初検討していたのはBELLとFLY Racingというメーカーのもの。ここでも国産メーカーに行かないひねくれモノなんだなw。オフロード用といってもシールド付きがマスト。そうでないと風入ってきちゃうから。

 

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BELL MX-9 Adventure

BELLというアメリカのメーカーのもの。バイク用だけでなく車用、自転車用のヘルメットも製作している大手メーカー。信頼できるメーカーです。

 

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FLY Racing TREKKER

BELLを調べていたらたまたま見つかったアメリカのメーカー。BELLに比べると歴史は浅いですが勢いのあるメーカーのようです。

二つのメーカーのヘルメットを比べる限り、どちらもエッジを取り入れたデザインですが、FLY Racingのほうがよりエッジィで好きな感じ。価格はどちらも2万円台中盤。日本で購入できるのでサイズ交換も可能とのことで検討していたところ。

 

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某ショップさんがSNSで紹介したLEMというイタリアのヘルメットが気になった。しかしまだ日本での販売展開はないようで「motardinn.com」というサイトで購入できる様子。このサイトでは以前購入したことがあることから入手自体は問題ないと思われるのですが問題はサイズ。

そこで某ショップさんにサイズ感を問い合わせたところ「試着で送りますよ~」「なんなら譲りますよ~」との返事。お言葉に甘えて早速送ってもらった。

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買うならマットブラックと思っていたんですが、某ショップさんが入手したのはグロスホワイト。これも今どきのトレンドなのかエッジをうまくデザインに取り入れている。上のネットの写真より帽体がシュッとしていてかっこいいぞ?

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頬の部分のサイドエアインテークが何気にかっこいい。

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口先はメッシュになっていて、この裏にレバーが付いており開閉が可能。もう一つ右奥(左頬の後ろ)にあるレバーを引くと。

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バイザーの中にスモークのアイバイザーが下りてくる仕組み。正直実用性があるかは疑問ですがこういったギミックは大好き。

黒も年明けなら購入可能とのことで悩んだんですが、サイトを見るとどうやらマットブラックではなくグロスブラックらしい。思いのほか白が気に入り購入決定。面白いんですが黒のヘルメットは悪者っぽく白は正義の味方っぽいですねw。価格は先に紹介したヘルメットのほぼ半額。命を守る道具に高いも安いもないんですが。

サイズは送ってもらったXLがまさかのほぼジャスト。そんな頭でかくないと思うんですがヨーロッパ仕様のヘルメットは幅が狭いことが多く、大きめのサイズになる傾向が高い。ヘルメットの安全性はサイズが合ってこそ。サイズ確認は大事。

f:id:aratoshi:20171118113942j:plainお買い上げ決定ってことで早速ステッカーチューン(子供か!w)

どうやら私の知人は道端でヘルメットを見て私だと判別してくれている人も多い様子。いままでのジェットヘルメットにも貼っていたロードランナーのステッカーを貼る。このメット見たら私ってことでよろしゅう頼みます。なぜイタ車好きなのにロードランナー?って突っ込みはナシで。

 

さてここからは「LEM Trail」のレビューになります。

■質感
イタリア品質(ややアバウトな作り)ということで国産の高品質なものに比べるとやや劣りますが、ぱっと見ではわからない程度かと。塗装は一部甘いところもあったりします。内装は取り外しは可能ですが、細かくばらすことはできず、洗うのも無理ではないですがメンテナンス性は良いとは言えない。細かいサイズ調整のための部品があるかは不明。

■剛性
オフロード用ということで視界を広く取る意味で、バイザーの開口部が一般のフルフェイスより広いこともあり弱めの印象。具体的に言うと頬のあたりを潰すように圧力をかけると少したわむ。とはいえ当然ですがジェットヘルメットとは比較にならないほど顎のあたりが守られてる感はある。かぶっていてキシミを感じるようなことは全くない。

■安全規格
ECE-22.05というヨーロッパの安全規格をクリアしています。有名なアメリカの「SNELL規格」が帽体の剛性で安全性を確保するのに対し、「ECE規格」は外部からの力で帽体が破損することで衝撃を吸収する仕組みのようです。
参考文献:http://wanawana.sakura.ne.jp/70-Others/02-Helmet/Helmet.htm

■重量
XLサイズで1680gでした。今までのジェットが1290gで約400gの差は小さくはないですが、心配していたほど重量増の変化は今現在感じていない。

■サイズ感
あまり比較になりませんがスタンダードBUCOで57‐59サイズ。ベビーBUCOで59‐60サイズ。アライで57‐58でややきつめ、59‐60サイズでやや緩め。の私がXLで頬がややきつめでした。比較が雑すぎであてにならんですw。
帽体の大きさはやや大きい印象ですが、フルフェイスはそもそも帽体が大きいんで私はあまりに気にならなかった。

■使用感
風で煽られてよろめくような強風のなか50km程の走行で数回使用しました。どの方向の風であれ「巻き込み感」はほぼゼロで快適そのもの。加えて信号待ちで停車している際、バイザーを上げなくても、鼻や口とバイザーまでの距離があり、かつ内側のノーズカバー(ゴムでできたパーツ)が直接息がかかるのを防止しているためかバイザーが曇ることがなかった。

視界はオフ車用ってことで広く良好。ジェットヘルメットと比べても走行中の視界の狭さは全く感じなくてこれには驚きだった。ただし当然ですがチンガードあり、下方の視界は遮られるためメーターを見るときなどの視線の移動は首を動かす必要あり。

オプション的なアイバイザーは意外と使えた。とはいえサングラスのように目のすぐ前がレンズに覆われているわけではないので視界の端の方は明るく見える。晴天時に明度の差が激しいと違和感を感じて気になるかも。

■総評
コスパは非常によろしいかと。人と同じものを持つのが好きじゃない変わり者にももってこいのヘルメットではないでしょうか。

以上、国内ではまだ少ないであろうLEM Trailのレビューでした。最後に譲っていただいた某ショップさん(しつこい?w)ありがとうございました。

 

ドンドン ドンキホーテ世田谷若林店

今月初めに我が家から徒歩五分のところにドンキホーテがオープン。三軒茶屋にはドンキ系列の「ピカソ」という店があったんですが、売り場面積2530㎡とピカソの5倍。

f:id:aratoshi:20171115105534j:plainあ!ちなみに「ドンキホーテ」ではなく「ドン.キホーテ」だそうです。

妻が先に偵察に行っていて「あがる~」とのLINEメッセージが入り「何を今さらドンキで」と思っていたら、生鮮食品も扱っているとのこと。最近西友の食品の値段が下がったのはどうやらドンキに対抗してのことらしい(妻談)

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スーパー並みに生鮮食品は充実しているようです。ほかにも惣菜や弁当もあったりして、仕事帰りの会社員も数多く見かけた。

せっかくなので冬の鍋に備えてカセットコンロの買い替え。 オレンジしかなかったけどまあよかろうってことでお買い上げ。値段はアマゾンと同じくらいでした。 

イワタニ カセットフー 達人スリム 【うす型コンロ / 高さ74mm】 CB-AS-1

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ほかにサーモスの弁当箱がたしか900円くらいでこちらは「驚安」で購入。

 

しかし、わたしが一番「あがった」のはレジを出たところにある水槽だった。

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一番目はうつぼ。うげーでかい。きもちわるい。

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二番目の水槽。ドリー(ナンヨウハギ)だ!そしてよく見ると下にはニモ(カクレクマノミ)もいるではないですか。この中にはニモファミリーの魚が多数いたようです。

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イソギンチャクのさわさわに埋もれて光悦の表情を見せるカクレクマノミに癒された。本当に気持ちよさそうだった。

癒されに水槽だけ見に行ってもいいかも。といいつつ行ったついでになんか買う。的な?w

 

 

店舗リノベ@中目黒

仕事仲間の紹介で短期の店舗のリノベ。イタリア料理店を和食料理店に。

予算を最初に聞いたときは「無理でしょ~」って思ったんですが現地見たら居抜きで状態も良く使える部分は多くあると判断。アイデア練って施主打合せして無事予算内に収まって工事開始。

f:id:aratoshi:20171113123951j:plain外壁はいかにもイタリアーンなモザイクタイルの外壁。それに青いガラスブロック。地中海のイメージでしょうか?さてこれをどうやって和風な外観に仕上げるか。

最初に思いついたのは木の縦格子で覆ってしまうものでしたが木格子も耐久性ふまえて塗装かけると結構コストがかかる。加えて格子を密にしすぎると店内の様子が垣間見れず閉鎖的に。超高級店なんかあえてファサードを閉じる意匠にしますが、今回のコンセプトは「料理は一流・料金は控えめ」とのことだったので、「漆喰風塗り壁」+「素な木格子」という品良くカジュアルな外観を目指した。ガラスブロックのやりかえはコスト増なのでそのまま利用することに。

f:id:aratoshi:20171113124027j:plain漆喰風塗り壁のサンプルを日光の下で確認。どれも似たような色ですが微妙に黄色の加減が違う。一番黄色身の少ない色に決定。

f:id:aratoshi:20171113124051j:plain現場の下地材を借りて、格子の太さとバランスを確認中。写真は35×45の角材。これだとちょっと太くて大味と思い、25×30の格子にすることに。

f:id:aratoshi:20171113124120j:plain続いてカウンター。非常に手間のかかったモザイクタイルのカウンターですが和食屋でこのまま使うことは難しいので完全に造り替え。

コストや耐久性、メンテナンス性を考慮するとメラミンカウンターというのが使いやすく、旅館や寿司屋なんかでも、木目ではなく布風の白や朱色のカウンターを使ったりしました。でもそれは店全体の雰囲気が純和風だからあえて「外し」で無地のカウンターを使ってみたんですが、今回は店全体の雰囲気を純和風にすることは難しいので、ここだけは和を強く出すために、タモの一枚板風の耳付きカウンターを選択。和=木ってわけでもないんですけどね。

f:id:aratoshi:20171113124154j:plain工事中の様子。天板はタモ。カウンター上の立ち上がりもタモの無垢材。板目の木目が荒々しく耳付きのカウンターと相性がいいと思う。足元の腰板は蹴られたり靴が擦れたりするので耐久性を考慮しメラミン化粧合板。関係ないけど床に置いてあるのはマキタの現場仕様ラジオ。

ほかにも内装壁は基本300角~400角の石風タイル張りなのですが、一部の壁を外壁と同じ塗り壁にしたりと外部との連続性を意識しつつ、ポイントで和風の素材を入れたことでベタな表現ですが「モダン和風」っぽい店になったと思う。

それではビフォアアフター

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ビフォアー これはこれでいいファサードだったと思います。

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アフター(昼)
白と黒と木+ブルー。格子のデザインは隈研吾っぽい?。いいえ村野藤吾先生リスペクトですw。塗り壁は左官仕上げであえてコテ跡を残し荒々しい表情に。

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アフター(夜)
写真だとガラスブロックの青が押さえられてますが元の「地中海ブルー」を「夜空」に見立て、格子でススキや竹など(草木)をイメージしたつもり。誰もわからんと思うけどw。おっとどっちにも私のスクーターが・・・。

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店へのアプローチはこちらからで行燈と奥の板看板で店の存在がアピール出来ていると思います。

f:id:aratoshi:20171113130337j:plainタモのカウンターはクリヤ塗装だとやや白っぽくなりそうだったので、ほんの少し黄土色を入れてもらって(実際は写真より控えめ)暖かみがあって色気のあるカウンターになったと思います。

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ビフォアー トイレ前の明り取り

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アフター 色紙を貼った障子に。色紙は私が貼りましたw

というわけで超短期+できるだけコストを抑えたリノベーション。若いお施主さまとは歳が近いこともあり、すぐに意思疎通がとれてやり易かった。限りある予算の中でメリハリのある設計をしたつもり。

設計や施工はこれで完了ですが、店舗はこれがスタート。末永く繁盛店となるよう頑張っていただきたいです。

 

絶賛営業中です!

 

 

大人の遠足 イタスクツーリング

先週になりますがイタスク(イタリアンスクーター)4台で九十九里浜へ一泊ツーリング。

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イタスクといってもデザインはいろいろ。

行きはひたすら走り続けさくっと到着。せっかくの九十九里なので海の駅まで。

f:id:aratoshi:20171111231221j:plain3.11以降、さまざまな場所に造られた津波退避やぐら。これを見るたびにあの時の光景を思い出す。

f:id:aratoshi:20171111231235j:plainいわし資料館入り口にある、いわしの水槽。九十九里でいわし漁が盛んだったとは全く知らなかった。フードコートもありましたが夕食のBBQを控えていたので何も食べず、バイク移動なので生ものお土産も買わず・・・。

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日本唯一の青いポスト。なぜ青いのかは不明。

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通称「アジト」という仲間の別宅でぼーっとしていたら夕暮れ時に「天使のはしご」横バージョン。夜は庭でBBQの予定が、まさかの雨で室内にて。練炭一酸化炭素中毒とかシャレにならんので、寒かったけど窓開けて焼き焼き。イタスク馬鹿3名(1名早退)+1名のほかに地元の富士重工のラビット馬鹿(尊敬の念を込めて馬鹿といっています)4名も加えて計8名。この人数で練炭でBBQやると部屋全体が燻製状態に。

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若干二十歳でラビットマニアでありながら、車も渋すぎるスバル360。夜見る限りでは非常にきれいな車体。2ストエンジンで音がかわいい。

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翌朝は大好きな徒歩での散策。写真じゃ見えませんが海沿いならではの海鳥がいた。

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朝練と称して海まで数分のプチツー。真ん中のが私の。

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昨夜BBQしたラビット馬鹿の一人はワーゲン馬鹿でもあった。ワーゲンバスは23ウインドウ。窓が多いほどエライらしい?

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内装は至極シンプルスッカスカ。もちろんクーラー未装備。


ウインカーなんてこんなです。冗談じゃなくマジのやつ。エンジンはチューニングしてあるらしく予想外にきびきび走る。車の金額聞いたら引いた。

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帰りは寄り道で旭市の「つちや食堂」へ。孤独のグルメに出たお店らしい。サーファー定食(焼肉、目玉焼き、納豆、漬物)が有名らしいのだが、サーファーではないので魚系を注文。

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さんまのたたきとまぐろ。今年のサンマは小ぶりで油控えめ?たたきにはちょうどよかった。サイドメニューでいわしフライも食べて満腹。

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国道126号沿いの「加曽利 房の駅」へ。いわしと落花生押しの土産屋でした。ここでも生ものスルーでおかきやら饅頭やら買って帰宅。翌日のNHKの「あさイチ」で落花生特集やってた。そのあとだったら大変な混雑だったろう。

合計250km程度。久しぶりのツーリングだったのですが快適オートマスクーターのおかげか翌日腰が痛くなったりしなかった。まだまだいけるぞ~。同行したイタスク仲間、ご一緒したラビット仲間のおかげで楽しい時間が過ごせた。ラビット深い・・・深すぎて私は趣味にできそうにない。

おわり。

 

 

SONYが噂通り「aibo」発表

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ずいぶん前から話題になっていましたがうわさ通りの発表でした。

AIBOからaiboへ。よりリアルに感情が伝わりやすくなった外観は、時代を経ての正常進化ではないでしょうか?

ここの動画見るだけで愛くるしさにキュンキュンしちゃいますw。でも動いてるときは「キュルルキュルル」とモーター音がするんでしょうが。

価格は198,000円。偶然ですがPepperくんと同じです。しかし維持費が24,600円/月かかるPepperくんに比べ、aiboは一括だと月換算4,000円、月払いだと4,647円と格安。とはいえ金額だけ見ると格安スマホ程度でこれを安いとみるか高いとみるか。

でも飼いやすさ(Pepperくんは「飼う」じゃない?)でいえば断然aiboでしょうし、比較することがおかしいかもですが、本物の犬を飼うこと考えればエサ台・治療費と思えば安いもの(別途電気代は掛かりますがw)じゃないでしょうか。

AI使えば人間との会話も可能だったと思うんですが、あくまで言葉を使わず鳴き声や仕草でコミュニケーションをとるペット的な位置づけなんでしょうね。ガンガンに話しかけてくるPepperくんとは対照的。

家にいたらさぞかし癒されそうですが、本物の犬や猫と同様に愛着が湧き、さらに溺愛してしまうのが怖い。。。

歴代AIBOは全世界で累計15万台程度生まれたそうですが、今回のaiboもそれくらい売れるんじゃないでしょうか。後発で別の犬種が発表されてもよさそう。もしかしたら猫型!とかも!?