花見@目黒川
6日のことですが花見に行ってきた。
世田谷線の線路脇に咲く「オオアラセイトウ」という青紫の花。この時期満開。通るたびに癒される。急いで撮ったら指が被った。あ、これは花見とは関係ないです。
妻も仕事で七時半に中目黒からスタート。知らん間に蔦屋ができてました。
毎年訪れてますが、今年は一番花がついていたように感じる。要は満開?目黒川を挟んで植えてある桜の花が川の上を覆いつくす。幻想的な風景だった。
食い気(その1)。ヨンブンノイチチキンにポテトの付け合わせ。スパイスが効いててジューシーで美味しかった。これで花見価格で650円はリーズナブル。
食い気(その2)妻が買った福香(復興)ビール。普段ほとんどビール飲まないんですが、苦みが少なくすごい飲みやすいビールだった。これなら普段も飲めそう。つまみはチョリソーとハーブのソーセージ。ビール700円、つまみ600円。
買ったもの。売っている人は日本を旅している人らしい。妻に買ってあげたが、私も招き猫がついてるのが欲しくなり妻に買ってもらう。
池尻大橋まで歩いて花見終了。途中から風が強くなってきましたがまだ散る感じはなかった。土日もまだまだ見ごろでしょう。散り際の花びらが川一面を覆う景色もまた美しいのです。
石川トリップ(番外)
本編はこちら
ほかにもいろいろ行きました(行き過ぎ?)今後訪れる方の参考になれば。
加賀片山津温泉 総湯から車で10分ほど。あちらと同じく柴山潟に面した建物。雪の結晶をイメージした6角形の建物が特徴。体験型の施設で映像上映や体験を含め1時間くらいは必要。柴山潟側に雪の華というカフェがあり、そこからの眺めが素晴らしい。
「日本自動車博物館」
小松市にある車の博物館。電車で行くにはちょっと行きづらい場所にある。入口を入った途端にシュールな雰囲気満載。
なぜここに「日本」とつく名の自動車博物館が?詳細はググってください。煉瓦つくりの立派な建物のなかに、所狭しと車がぎゅうぎゅう詰めになって、約500台展示されている。車種は国内外問わず、旧車から1990年代くらいまでの大衆車から高級車(スーパーカーを除く)が並ぶ。
世界の車と並んで「世界のトイレ」が実際に体験(利用)できる。他にも車模型が展示されていた。オーナーはかなりの収集癖があったと思われる。車好きだったら最低2時間くらいは必要。
粟津温泉「法師」
初日の宿泊先。施設的には年期は入っていますが、掃除はしっかりされており清潔感は損なわれていないと思う。部屋は私たちが宿泊したのは12.5帖+広縁約5帖。二人で使うには超贅沢な広さだった。古い旅館の場合「禁煙室」といっても、壁や空調の配管に匂いが残っていたりすることもありますが、全く気にならなかった。
部屋には主玄関とは別に「躙り口」と「水屋」があり、料理の部屋出しをしていたころは仲居さんがここで待機できるようになっていて、超高級旅館だったのでしょう。現在は宴会場での食事となっています。
サービスは自然で過不足なくいい感じ。またリピートしてもいい旅館でした。
道の駅「こまつ木場潟」
粟津温泉から小松市内に車で向かう途中に立ち寄った場所。地元生産者が作った野菜、土産物・民芸品が並ぶ。都内で買うと予算上海外産となってしまう唐辛子なんかも地元産で驚異的に安く、妻のテンションはMAX。
ここで3~4割引きで販売されていた九谷焼の小皿(上の写真)を購入。この後訪れた金沢市内のほとんどの土産処で同じものが定価販売されていた。
「イオンモール新小松」2017.3.24グランドオープン
知人が設計監理を行ったってことで外回りをぐるっと見学。でかい、でかいよw
「サイエンスヒルズこまつ」設計はスタジオ建築計画+伊藤麻理/UAO。
伊藤麻理さんがコンペで取ったようですが設計はスタジオ建築計画と共同で行ったようです。
小松駅前にある公共施設。地面が緩やかに上り建物になっている。ところどころ屋上に上がって遊ぶこともできる。建築と外構が一体になった建築物。個人的に好きな部類の建物ですがもう少しシームレスになっているとより自然な感じがしていいと思った。
3DスタジオではKAGAYAスタジオ製作の「銀河鉄道の夜」が上映されていましたが、残念ながら時間が合わず。こちらも子供連れで行くと楽しい施設。
丸窓から漏れる光がさぞ美しかろうと夜行ったら、土日は17時で閉館で真っ暗だった。ぜひ中にも入ってみたかった。残念。
「武家屋敷跡 野村家」
入口まで行ってみたものの有料と知り、建物の内観にはやや興味はあったものの、庭はもうよかろうってことで中には入らず。
「麺屋 大河」
二日目に泊まったホテルの目の前にあった味噌ラーメン屋。かなりの評判らしく行列ができていて、11時閉店ってことで閉店間際に行こうと思ってホテルから行列を観察していましたが、時間が経つにつれさらに伸びる列。あきらめました(泣。
国内旅行でラーメン食べなかったなんて初めてだったかも。
おわり。
石川トリップ(3)
三日目(最終日)
朝から兼六園へ。快晴とまではならなかったもののさほど寒さはなく庭巡り日和。1日目の那谷寺も立体感のある庭が特徴だった。あちらは基本的に自然の地形を利用したもの(だとおもう)。こちらは人工的な庭であります。しかし、
「宏大」を務るは「幽邃」少なし
「人力」勝るは「蒼古」少なし
「水泉」多きは「眺望」難し。
此の六を兼ねるは惟湖園のみ
と兼六園の由来にある通り、パーフェクトな庭を堪能させていただいた。
上の写真は「日本最古の噴水」。見た瞬間はがっかりポイントのように思えましたが、この噴水が兼六園内の霞ケ池と繋がっており、その水位差を利用して噴き上がっていると知れば、その水の勢いにも趣を感じるってもんです。
次はお隣の金沢城跡へ。
石川門の手前にある、左右で全く違った積み方の珍しい石垣。写真をよく見ると左側の石には様々な石屋の刻印が入り混じって積まれている。本来「工区分け」の意味もあって刻まる石屋の刻印。再建時にこうなったとの記録がありますが、その時の石屋がとりあえずうまく積み重なる石をその場的に積み上げたことによってこうなったのだろうか。もしこの時に設計士や施工管理士がいたら、さぞ悔しかっただろう。いや時代が時代だけに極刑とかもあり得たんだろうか。
妹島和世+西沢立衛/SANAA設計の21世紀美術館。メインは美術鑑賞ではなく建物鑑賞。外に面した部分はガラス張りで開放的。構造(柱とか梁とか)を感じさせない浮遊感のある建築はさすがSANNA。常設の現代美術は見て触れて感じ取ることのできる作品がほとんどで、子供が楽しめそうなものが多い。
午後になり「長町武家屋敷跡」へ。こちらもひがし茶屋同様、きれいに整備されている。雪の季節しか見られない「薦掛け」と呼ばれる、雪の水分による土壁の傷みを守る仕掛けが施されていた。
ここで庭でも見ながら昼食を食べるつもりが、めぼしいお店が見つからず。ならばリベンジと向かった場所は・・・。
近江市場にある、前日行列で諦めた「山さん寿司 本店」。日曜の15時過ぎとあってか行列はなかった。私は食べたかった「海鮮丼(2700円)」を注文。妻は控えめに「お任せ丼(1620円)。
カウンターに座って、目の前には店主と思われるおやっさんと会話をしながらの食事。どちらの丼にも「のどぐろ」は入っていないというので、にぎりではなく刺身を一切れずつ注文。皮を軽く炙って中はレアののどぐろを僅かに振られた塩だけでいただく。焼きと刺身の良いとこどりのような味と食感、炙りで適度に落とされた油がすっきりしてて笑顔になるくらいおいしかった。そのほかにガスエビを頼むと、身は刺身で頭は焼きで提供してくれた。初めて食べましたがプリッとした食感と甘い身でこちらも美味だった。
話の流れで「東京から来た」と告げると「こういっちゃ失礼だけど東京の人は、高い金出せばうまいもん食えると思ってる」と軽くディスられたものの食べたいものを食べ、おやっさんとの会話を楽しみ満足できた。
帰りは金沢駅から初の北陸新幹線で帰宅。予定盛り沢山の旅でしたか、初日〜二日目はレンタカーで移動したこともあって、ロスなく好きなところに行けたのはよかった。
金沢市内は観光名所が適度な距離感にあり、短期の滞在でも満足できる観光地だと思う。
仕事が忙しいなかの旅でしたが、しっかりリフレッシュできた。さて次はどこを訪れようか。